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ふるえる技術

「震え」を探求するサイト。旧タイトル「割って飲む。」

蓮舫氏はアウトだと思うので、あえて擁護派の意見を見てみる。

 

蓮舫氏は、やはり最近まで国籍選択を行っていなかったらしい。

 

agora-web.jp 

 

今回の一連の流れによって、彼女は政治家として致命傷を負ったという印象を受ける。個人的にも、蓮舫氏はアウトだと思っている。もっとも、それは国籍ではなく能力的な意味でだが。そもそも、私は彼女に良い印象を抱いていなかった。良くない印象がさらに悪くなったという形だ。

 

「彼女の能力不足が分かりやすく露呈したな。スッキリした。良かった良かった」

 

いやいや待ってくれ。人には認知バイアスという恐ろしいトラップがあることを忘れてはいけない。もともと私は蓮舫氏の能力に懐疑的なのだ。だったらなおさら、自らの偏見を疑うべきだろう。やはりここは、蓮舫氏に好意的な意見に耳を傾けるべきだ。

 

蓮舫氏の単独インタビュー記事を読む

 

蓮舫氏に好意的な意見__と言われて真っ先に思いついた。確かNewsPicksで絶賛されていた記事があったはず。見つかった、これだ。

 

news.yahoo.co.jp

 

うん、悪くない。乱暴にまとめると、

手続きは全部オヤジに任せた。ちゃんとやってくれていると信頼しきっていた。しかし、オヤジは結構抜かっていた

という内容。父親になすりつけるのかという意見もあったようだが、ウソでもホントでもこの理屈を通すことがベストではないだろうか。NewsPicksの知識人たちの多くが絶賛する理由もよく分かる。

 

なお、この記事は9月9日のものだ。まだ台湾籍の離脱問題のみがクローズアップされ、国籍選択の話は出てきていない時点。国籍選択の問題も、この「父親が__」で押し通せそうなものだが。

 

蓮舫氏が法的に罰せられる可能性は低いのでは?

 

確かに、離脱は努力規定であり国籍選択は義務である。重みが違う。しかし、なぜ戸籍謄本の公開を「極めて個人的なもの」として拒否したのだろうか。まさか、そんな理由でこの騒ぎがおさまってくれるとでも思ったのだろうか

 

法的にアウトであれば確かに痛いだろう。しかし、擁護意見の中にこんなのがあった。日本は形式上、台湾を国として認めていない(現に、台湾籍の離脱証明書は受理されない)のだから、二重国籍にはあたらないという意見だ。なるほど、これはこれで筋が通っているのではないだろうか。

 

今回の問題で、蓮舫氏が法的に罰せられることがあれば、それは日本が台湾を国として認めていない事実を明らかにすることにつながってしまう。日本側としては、ここら辺は是非とも曖昧にしておきたい部分なのではないか。そうすると、蓮舫氏が法的にどうこうなるリスクもそれほど高くないのではと勘ぐるのだが。

まあ勝手も勝手な推測なんだけど。

 

戸籍謄本の公開をなぜ拒むのか

 

蓮舫氏は、結果的に「最近まで国籍選択を行っていなかった」ことを認めた。ここでも解せないことがある。

なぜ、それでも戸籍謄本の公開を行わないのか

 

極めてプライベートな問題と言ってしまった手前、今さら「やっぱ見せます!」ができないのだろうか。しかし、この期に及んでも戸籍謄本を見せなければ、何か別のどうしても見せたくない理由があるのではと勘ぐられるのは当然の流れだ。過去の発言を引っくり返すことと、まだ何か隠しているのではと疑われ続けることを天秤にかけてみる。んー、明らかに後者の方が彼女にとって不利だと思うのだが。

 

同じく二重国籍問題を指摘された、小野田紀美参院議員の開示画像を見た。名前と国籍選択日以外のほとんどが塗りつぶされている。そもそもこれだけの情報で「極めてプライベート」なこととは思えないが、それは個人の価値観だ。置いておこう。蓮舫氏も小野田氏と同程度の公開を行えばそれで済むと思うのだが__。それとも何か。塗りつぶし以外のこれだけの情報量の中に、絶対に見られたくない何かがあるとでもいうのだろうか。